宇都宮の大谷石を使った建物を建てる
建築資材といえば木材や鉄骨コンクリートなどですが、石材も昔から使われてきた建築資材です。
有名なのは大理石ですが、石材はそれだけではなく宇都宮の大谷石なども有名といえます。
大谷石産業株式会社ではこうした宇都宮産出の石材を販売することができるのです。
この石材はゼオライトという鉱石を主成分としており、非常に耐火性に優れています。
さらに、空気中の湿度調整を行うこともできますし、音響を吸収することもできるのです。
これは多孔質構造、つまりスポンジ状になっているからといえます。
石でありながらこうした発泡しているというのは珍しく、非常に扱いやすい石材であるといわれているのです。
人工的に作られたゼオライトは多く使われており、土中からでてきた天然ゼオライトは高級な石材であるといえるでしょう。
ただ、こうした多孔質構造の石材は耐久性がないので大型建築に使う場合には他の石材のように構造材としての利用はできないので注意が必要です。