柔らかい食品には超音波カッターが最適

超音波を用いた道具といえば、貴金属などを洗浄する洗浄機が最も想像しやすいでしょう。

しかし、超音波はその高い新動力から、切断の分野においても広く用いられています。

とりわけ振動によって抵抗が抑えられることから、抵抗の大きなゴムやシリコンといった伸縮性のある素材の切断や裁断が容易にできます。

しかしながら、振動による摩擦熱が生じるため、紙や布といった熱に弱い材質には向いていませんが、それを逆手に取った使い方も可能です。

例えば化学繊維は断面が一度溶けることで固定されるため、裁断と同時に切りっぱなしも綺麗に仕上げることが可能です。

ただし、超音波を用いたカッターも通常の刃物と同様に、材質に合わせたブレードを選択しなければならないので注意が必要です。

一見すると工業製品の分野に強みがある超音波カッターですが、抵抗を抑えられる特徴から、食品製造にも活用されています

中でも形の崩れやすいケーキや、包丁では潰れてしまいがちな海苔巻きなどの寿司の切り分けに有効です。

ケーキに関しては専用のケーキカッターもありますが、上から押さえつけて切り分けるため型崩れのリスクがあり、デコレーションを一括してカットできないのが難点といえます。

もし、形や大きさの違う食品を効率的に切り分けたいのであれば、日本アレックス株式会社の超音波フードカッターの導入を検討しましょう。

こちらの製品は柔らかく潰れやすい食品の切り分けに適しており、硬さや水分量を問わず使用することが可能です。

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